立春も過ぎ、次第に暖かい日も増えてきていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目で体調が崩れやすい時期になりますので、体調管理には気をつけてお過ごしくださいね!
さて、今回はリハビリの合間の一場面について、ご紹介したいと思います。
当リハビリ室には大きな水槽があり、熱帯魚等が飼育されています。
ご利用者様の中には、餌をあげることを楽しみにされている方もおられ、リハビリの休憩時間等にお世話をして下さることもあります。
普段何気なく行っている餌やりにも、実は多くのリハビリ要素が含まれています。
①立った姿勢を保持する・座った姿勢で体を傾ける
②餌を適量指でつまむ
③指でつまんだまま腕を移動させる
※腕と指の力のバランスを調整する二つの動きを同時にする為、難しい部分です!
④目で見ている部分(水槽に入る様に)迄、手を動かしていく
※「目と手の協調」と呼ばれています
⑤いっきに入らない様に、指を少しずつ動かして餌を入れる
など、日常の一場面も脳や筋肉などを上手に動かす練習になっているのです!
当苑では、日常生活の中で利用者様ができる事や楽しみ・役割の中から得られることもリハビリの一環として大切にしています。
それぞれの利用者様の好きな事やなじみのある事を通して、楽しくリハビリが出来るようこれからも頑張っていきたいと思います。